映画の話

 ひこ垢でも漫画が描きたいな〜と毎日思ってはネタを考えているのですが、まあ全然出てきません。1年もお休みしていたせいで、キャラたちが脳内で動かないっていうのもあります。とはいえキャラを見せるためだけの漫画って、1シーン浮かんでも内容的にオチをつけるのが困難なのですが……。


子どもの頃はあんなに色んな話が思い浮かんだのになあ〜と思います。いや、オチまで考えていなかったからだと思いますが。大体わたしは映画などを観ていても、起承転結の承あたりが1番好きなので、承まで考えて満足するってことは多々あります。Nの法則というか、前半に一度盛り上がったあとに、後半の冒頭で一度苦難に晒されるじゃないですか……あの、上げてから落とされる感じが恐怖で、あれを味わいたくないので、2回目以降は途中までしか観ない映画は多々あります。


好きな映画は、パッと出てくるのはベンジャミン・バトンです。なんというか、設定も世界観も構成も好きなので、ここが好き!と書くのが難しいです。いろんな人と出逢っては別れていく、それだけのことが本当に好きです。まるで人生のようで。


徐々に無くしていく・無くなっていくストーリーは好きで、鉄コン筋クリートとかアウトレイジも好きです。ああいうのは侘び寂びというか、クールなセンスがあるのがまた最高です。松本大洋先生は映画の青い春から入ったのですが、あれも何なんだこれは……と思いつつ、妙にクールでまた観たくなるんですよね、恐ろしい。


北野武監督については、Dollsを観たのが最初だったのですが、やっぱり何だこれ……と思いつつ、妙に魅せられました。そこから菅野美穂さんが大好きなのですが、それはまた別の話ですね。ソナチネを観たら多分、性癖ど真ん中で狂うと思っているので、まだ観られません。あとゴッドファーザー3……。


子どもの頃はリビングで母がホラー系の洋画ばかり観ていたので、オーメンとかペットセメタリーを観ていました。どっちも怖いっちゃ怖いんですが、もの悲しいですよね。その物悲しさは本当に病みつきです。というか、母はスティーブン・キングの大ファンなんですね。それで、スタンド・バイ・ミーに関してはもう何度も観たのですが、何度見ても物悲しくて良いです。最後、パソコンに打たれる文章で、胸が切なさでいっぱいになります。好きな映画です。


あとからジワジワ効いてくる喪失感って本当に病みつきになりますね……そういう話が描きたいのですが、ひこ垢の、合同創作のキャラクターで勝手にやる訳にもいかないので、やっぱり何か別に考えた方が良さそうです。


ところでまだ微熱が引かないので、お布団にいるようにと言われている為、こうしてブログを書いているのですが、そろそろ起きたいです。いつ平熱になるのかなー。お絵描きしたいなー。