いろんな人の1人

 ねー!いちどブログを書き始めると楽しくてまた書いてしまいますね。そういえば先の記事で、自分が思う自分は意外と違うって書いたのですが、それと似たノリでこの間「ひこさんはマルチタスクが得意そうな顔をして、実際は猛スピードでシングルタスクをやってるだけ」と言われました。


んー言われると確かにという感じです。毎日ブログを書くのは無理だな。毎日ソシャゲも出来ないし。燃え上がった時にウワー!ってのめり込んで、短いサイクルで燃える先を変えては戻ってくる感じです。ひとつのことしか出来ないな。そのひとつひとつに対して、速く深く手間をかけているだけみたいです。


仕事も結構そうで、要領が良いと思われることがあるのですが、ひとつひとつの行動が速いだけで、どちらかというと非常に泥臭い手順で物を作っています。今年できた後輩なんかは、本当に要領が良くて、今までの成果品を集めて分析して必要な時に取り出してから考えているそうで、私より私の成果品について詳しいので驚くばかりです。


本人曰く「面倒くさいから効率を求めているんですよ、っていうか効率求める人ってもれなく面倒臭がりじゃないっすか?」なんですが、わたしの場合は完全に、体が弱いから常にキャパオーバーで、仕事も断れない臆病だから効率を求めているだけです。動機が全然違うのね!すごい!自分のこと、かなり効率主義だと思っていたのですが、それも必要に迫られて、というか、処世術的に身につけたんだろうな〜と気づきがありました。


それにしても、処世術的に身につけたことが、自分の強みだと感じでしましまうのって、当然っちゃ当然の流れですが面白いですよね。本当の特技って、本人には分からない、当たり前にやっていることとだと言いますが、まさにそうだと感じます。逆に本当の特技なんてものは、自分にとってメリットに写っていないかもしれません。


たとえばホロスコープやinfp的には、すごく共感的で優しいところが強みだったりするそうなんですが、わたしはここ最近まで「優しい人」「共感的な人」を良しとしていませんでした。だって仕事上、使えなさそうじゃん。気が弱そうだし、ハッキリしなくて判断力が低そう。そう思っていたので、自分が共感的にならないように努めてきたのですが、もしかしたら最初から備わっていた長所だったのかもしれません。ダサいから意図して封じてきたわけで、いまさら機能するのか謎なんですが。ふふふ。


でもそういうのも、いろんな人のいろんな性質があって、どれもいいなと実感するようになってからは、別にもう何でも良いような気がします。


なんか特にインターネットとかって、文字だけの自己表現なので、いくらでも「理想の自分」や「万人受けする自分」を目指してしまうところがあるんですよね。突然クソリプが来たりするのも怖いから、保身というのもあるけど。


でもねー本当に、万人受けする人格なんて無いですね。万人受けを求めすぎても、矛盾した綺麗事を言うだけのカマトトになってキモくなるし。なんかもう何でもいいんじゃねえか、普通に好いたり嫌ったりしてねって感じがします。1対1でおしゃべりするときは、不快にさせないようにちゃんと努めるし、好き嫌いとは別に尊重したいから許してね。という感じです。


ちょっと早いけど、今年を総括して学んだことをまとめるとこんな感じになりました。いろんな人と関わって、いろんな人がいることが分かって、自分もいろんな人の1人なんだな〜と実感しています。これからもまた、いろんな人と知り合っていきたいです。人って本当に驚きがあって面白いなと思います。「なにそれ発想にもなかった!」と思うとき、心底楽しいなと思います。


わたしのブログなんて、もー自分語りしかないようなもんなんですけど、「なにそれ発想にもなかった!うける!」があればいいな。需要がなくても書くから別に無くてもいいんだけど。