近況について
お久しぶりです。過労でダメになったので休職して暫く経ちました。調子の良い日と転がっているだけの日との波が大きいです。人生において休職するのは2度目なのですが、1度目よりは早く対応できたので、早く回復できるんじゃないかなと思います。といっても数ヶ月はかかると思うのですが……。
突然の退職ではなく、休職にできたのも進歩だと思います。とても勇気がいることですが、その辺はもう判断力の低下に任せた開き直りです。これ以上、転職を重ねても仕方ないですし……。どうせいらない人間だと思われるだろうな〜と思って、最悪クビになってもいいかと思って相談したら、休んでくださいと言っていただけたので、ようやく会社の人を信用できるようになりました。わからん、言われた通りに努力して期待に応えたから、そう思って貰えたのかもしれない。いや、でも、休職させてもらえたという事実があるだけで、あとは良い意味でどうでも良いことです。ありがたいです。
ところで最初にダメになったのは新卒5ヶ月目で、朝8時から夜中1時まで働いていて、帰って2時すぎまで資格の勉強をして、みたいな生活の中、突然夜中や休日に電話がきて大声で罵倒されたり、出社すれば言葉遣いで突然キレられて物を投げつけられたり、読む本を制限されたり、家族友人との面会を禁止されたり、業務中に怪我をしたのに労災も降りず隠蔽するように言われたりして、低賃金すぎて治療費も間に合わず色んな支払いをリボ払いとかしていて、それなのに免許証のAT解除も必須につき自費で教習所に通わされていて(教習所が終わったら会社に戻って残業)、更になぜか採用担当もさせられ入社5年目のふりをして1歳下の子たちに会社説明とかしてたら罪悪感もあって病んだので、死んで楽になろうか悩んだ挙句、財布だけ持って東京に夜逃げしました。あとで母から「あんたに生存本能がちゃんと備わっていて良かった!」と言われました。良かったです。
今思えば、結構その5ヶ月で溜まったトラウマが多すぎるので、その後も近しい状況になるとダメになっている感じがします。1社目って大事ですね!社会ってそういうものかと思って耐えてましたが、客観的に見ると完全にダメな会社でした。せめて同期がいたら良かったなと思います。
その後は高賃金ブラックに入ってしまって、楽しかったんですが残業100時間は軽く超えていて(まず就労規則も残業という定義もなかった)、ここでもまた「舐められたら終わりだから」とかいう理由で、無知なのにハッタリで入社5年目のふりをして働かされたせいか病み、この時も財布だけ持って九州に逃げました。スカイマークの座席で、平日昼で誰もいなかったので、大号泣した思い出があります。
でもその会社は辞めたつもりだったのに、休職にしたら良いですよと提案いただいて、辞めずに済みました。傷病手当金についても教えていただいて、半年ほど休んだ状態でも生きていけました。が、多少回復してくると「働いていないことへのストレス」と「あの職場には戻りたく無い恐怖」から、気付いたら転職活動を始めていて、今思えば回復できていないのに違う仕事を始めてしまいました!これはダメなことです。気をつけてください。
休職していたことを隠して入った会社は、初日から終電まで働かせられる感じの会社で、終電帰りを1週間続けていたら完全に病んで、泣きながらバックれました。そんな状態で入社して本当に申し訳ないです。病んだ状態で隠して入社は、間違いなく全方位にご迷惑がかかるので、もう二度としません。
次のところは紹介だったので、病んでいることを分かった上で在宅勤務にしてくれたのですが、知らない業務を在宅でやって覚えられるわけもなく、できる仕事だけ回してもらっていたら結果的にやることがほぼ何も無くて2ヶ月でクビになりました。絶対にミスマッチだったので、クビにしてもらって良かったです。
それから日雇いでもしてみようとしたのですが、病んでいる人間に続くわけもなく、貯金も底をついたところで前職に紹介してもらいました。そこでは回復するまでは残業ナシにしてもらったので、ちゃんと社会復帰できたし、回復後は残業70hになっていたけど特に病まずに出来ました。社外へのハッタリも必要なく、案件も1人で押しつけられず、ちゃんと上司が上司してくれていたからだと思います。
ただ、回復しきってみたら余りにも暇な仕事になってしまったので、今に至るのですが、ここまで忙しくなくても良かったです。さすがに働き方改革の前みたいに毎日終電という世界観ではなく、21時台にはパソコンも強制終了されるので良いですが、もう毎日21時まで働くのすらしんどいです。職場復帰したら、もう少し早く帰れる部署に変えてくれないかなあ……と正直願っています。
で、この間そろそろ母くらいには休職していることを言おうと思って電話したのですが、母の方がよっぽど完璧主義で、ミスをしないよう努めては疲弊して、仕事人間だということが分かりました。還暦が近づいてようやく「あたしもこんなにババアなんだから、ミスしても全力で働かなくても、居てもいいのかもしんないな……」と思えるようになったそうで、そんなに長い人生を張り詰めて働いていたことに驚きです。いくら性格はなかなか変わらないとはいえ……還暦まで自分を責めながら働くのは嫌です。死にそう。
祖母も晩年に聞いたら凄まじく仕事人間だったので、なんかこう「仕事には全力で打ち込むもの、そうでなければいる意味がない」みたいな価値観を、勝手に常識のように感じて育ってきたかもしれません。わたしは仕事以外で、例えば趣味の絵やギターについても、全力でやらなかったら居場所はないと思いがちなので、そろそろ全力を出す必要のない趣味がほしいなと思います。映画を観るだけとか。練習の必要のない趣味です。でも絵は描きたいし、時間もないから、元気な時はいつも絵を描いちゃうんだろうな。
いまは頭痛で絵も描く気になれないので、とはいえ暇なのでブログを打っています。そうそう、最近のブームは美味しいクロワッサンです。デニッシュ生地のパンが苦手で食べられなかったのですが、高級クロワッサンを食べたら普通に美味しくて「高級品なら食べられるパターンの苦手な食べ物」だと気づいてから、知らないパン屋さんに出会うとクロワッサンを食べます。なお、イクラとウニも同じ類の食べ物でした。そういうのありますよね。ロールキャベツもそうです。暇だからたくさん雑談をしてしまいます。また改めて書きます。