理想の話
描きたいものはないけど何か描きたくて模写をしました。特に好きなタイプの顔ではないのですが、なにかいつも惹かれる顔立ちなので描きました。ちなみに好きなタイプの顔は菅野美穂さんです。
幼なじみの1人が大学で丁度MTBIの授業を受けているらしく、色々と教えて頂いて、わたしも英語版のあるサイトで再度調べてみたらINFJでした。というか、以前調べてINFPと診断が出たサイトでも、実際のチャートのような箇所では7割型JタイプなのにINFPと結果が出ていたので、判断基準は謎です。どっちにもなるんだろうな。Nについても51%Nってだけなので、状況によってはISFJあたりにもなりそうです。
それでINFJについて友だちから記事を送ってもらったりしたところ、ああ〜〜〜〜めっちゃ自分だ〜〜〜〜〜と理解が深かったので、またひとつ自己理解が進みました。
People with this personality type can exhaust themselves if they don’t find a way to balance their drive to help others with necessary self-care and rest.
というところ、まさに今の自分だと感じます。で、私の友だちは極端にINFPなので「絶対にあなたはPじゃない、Pが何たるかは私がよく理解しているから違うはず」と言われていたので、友だちの方がこの結果に深く納得していました。まず働きながら資格が取れる時点でJと言われましたが、それについてはそうかもしれません。学校でも、自分用の学習計画を勝手に作ってもっていったら先生に「こんなん普通作れません、ぼくがもっと若かったら結婚して人生を支えてほしかった」と言われたくらいなので、計画を立てるのは得意な気がします。
今の職場も、60代の理想「自分で老人ホーム(※厳密にはサ高住)を建てて、好きな人だけ住まわせて楽しく暮らしたい」と、40代の理想「地方都市に移住しても問題なく通用するスキルを身につけたい」を達成する為に逆算して選んだので、計画に沿って動いている感じがします。
あとは理想主義的なところは最初から強くて、この職種にジョブチェンジするにあたっては「若い人が選びたくなる建設業界に変えたい」でした。いまの建設業界は、まあ想像の通りなのですが、厳しいしキツいし体育会系だし男性社会です。どっちかというと斜陽産業だし。以前、プログラミングを習いに行った時に、IT業界の人々が本当に驚くほど風通し良さげにしていて「こりゃ〜若い人もこっち選びますわ〜〜〜」という気持ちでいっぱいになりました。で、本当にこっちは若手不足だし、流出していく人もいるわけで、もっと選んでもらえる業界に変えていかないと破綻するなと思っているわけです。もうある程度、破綻しているんですけど。
とかいって自分……疲れて休んでいますね……でも、いくつかINFJの記事を自分でも読んでみたら、理想を発信することも大事と書いてあったので、書いてみました。ん〜なんだろう、都心の土地バブルが凄くて、それでバカスカ仕事をしている感じがあるけれど、バブルが弾ける時には何かしらリセットされるものがあるでしょう。それを待ちつつ、共感してくれる人を増やしておきたいなと思っています。
職種や業界を微妙に変えては、ずーっと「土地を活用させる」仕事をしているんですが、この土地を「活用」って言葉、本当に加減が難しいです。活用しないと、土地ってお金がかかるんですね。持っている人にとっては。だから「より収益性の高い土地に変えること」が数多のビジネスを産んでいるわけです。
地主さんの負担を減らす為に、とにかく収益を産む土地に変えるわけですが、個人的には「収益さえあればなんでもいいのか?!」と思う瞬間がたまにあります。もちろん、収益を産むだけあって、劣悪なものやカッコ悪いものは作りません。でも、個人的には「もうちょっと緑あるスペースを増やしてもいいんじゃない?」とか思ってしまう時があるんですよね。こういうことを言うから、就活で「公務員になったら?」って言われて弾かれてきたのですが……。
いま、資本主義である以上、土地活用の手法はずっと同じでしょう。そうじゃなくなったらな、どんな街が広がるだろうか。社会構造上、少子化は問題が多いけれど、人口が減ったら、たった25㎡に人間を住まわせるなんて愚行は辞めるといいな。もっと皆の家が広くなったらいいな。日光が当たって風通しが良くて、お風呂で足を伸ばせて、キッチンには食洗機が付いていて、家の中で廊下と部屋との間の気温が変わらなくて、ヒートショックで死ぬ人がいなくて、家のなかで自分の居場所をみんなが持てるようになったらいいなと思います。火事で亡くなる人も減ってほしいし、地震にも耐える家であってほしい。それぞれの家に、備蓄倉庫を持てる広さが欲しい。
そういった、スタンダードを底上げしていきたい理想を抱いて働いているけど、理想を抱いているせいで、立ちはだかる「資本主義(収益の最大化)パワー」が大きくて疲れてしまう。それを否定したいわけではないけど、前の世代より豊かな世代になりたいし、次の世代がもっと豊な暮らしをしていてほしいと願うのは当たり前じゃん???って思います。でも個人は大きなムーブメントを起こせないものだと思っていて、あんまり全体のことを考えても仕方がないので、私は自分相応にちい〜〜〜さな前進をしていたいなって思います。
あっそうそう、水原希子ちゃんの発言で1つ好きなものがあって、なんか「アジアそれぞれの国にオシャレさがあるから、それをみんなで繋ぎたい」みたいなことを言っていたんですね。えっそういう枠組みで世の中を見て語るんだ、頭おかしいな(褒めてる)と思って、そういう「いま見えきっていない、その先にあってほしいもの」を自分の言葉で言える人の姿勢ってとても惹かれます。私も基本的には、美しさで世の中を測りたいから共感するんだな〜とも思います。わたしは多くの人が、少しの努力で「ゆとりのある住み処」に手が届くことが、美しいもののひとつだと思うんだよな。