復帰したくなーい
ここのところ何のやる気も出ず、漠然とした不安と恐怖の中でぼんやりしていました。多分、職場復帰の予定時期が近いからだと思います。やっぱり無理な気がする……と体が抵抗しているのかもしれません。転職前の仕事内容だったら、もう復帰できるんだろうけどなあ。現職の業務の場合、前職に比べてプレッシャーや責任が重いので自信が湧きません。人と話したくないしなあ。
人と話したくないと言いつつも、大体の成果は人と話すことで作ってきたので、きっと一度喋ってみると自信が湧いたりするんでしょうが、どうやったって「話したくない……」という気持ちは拭えません。外回りで打ち合わせがある日なんかは、だいたい気負いすぎて朝から頭痛がします。それでも良い結果にまとめてくるから、人と喋ることは対外的に見て得意なんだと思います。なのに嫌だ……これが自分にとって、「得意」だけど「好きじゃない」パターンのスキルの最たる例だと思います。他の方のそういうパターンのスキルもぜひ教えてほしいです。それを仕事にしているか否かも。
それを言えば、建築っていう今の職種についても「得意」だけど、あんまり「好きじゃない」パターンです。もし資格に受からなかったら絶対に他の業界に行きたいと思っていました。が、そんなに建築への興味関心が強くないにもかかわらず受かってしまったので、これは得意なジャンルなんだなと思っています。仕事については、ある程度は「好き」より「得意」を優先した方が良いと思っているので、このくらいの得意重視は良いんじゃないかなと思います。
が、やっぱり人と喋るのは結構嫌だなー。まずテンションを上げるのが嫌だ。本当は仕事上むかつくことも多いのに冷静でいるのも疲れる。本当はいつも通りテンション低く、というかこう、プライベートで会ってすっかり馴染みの人は知っていると思うのですが、自分の喋り方は抑揚が無くて感情がわからんと言われがちなのを、仕事だと無理して感情が伝わるように明るく元気よく喋っていて、それがもう疲れるなって思います。明るく気さくで話しかけやすいムードでいることが、職場にとっての最適解だという信念があるから頑張っているものの……
復職したら頑張らないことをこの辺で考えておいて、心の準備にするのも良いかもしれません。まずは頑張ってテンション上げて喋らない。職場で喋り方が暗い人は、正直あんまり話しかけづらいけど、でも暫く一緒にいれば優しくて人との交流を拒まない人だとわかるものだし。おしゃべりは好きだけど、体が弱いから元気は出ないくらいのポジションでいたいです。あれっそういえば前職ではこのイメージづくりを結構努力していたなあ。それがうまく出来て、最終的にはとても振る舞いやすかったです。現職でもそろそろ体が弱いアピールをちゃんとしよう。
あとは何かな、そう、依頼したことに対して納品日を守って貰えないことが多いんですよね。信じられないと思うんですけど、当たり前にそうなんです。いや、うちの会社が納期短すぎるんじゃないかとも思うのですが。それで、納品日を守ってもらえない前提で、ちょいちょい電話で催促を入れておいたりするんですが、それが面倒くさすぎます。先輩達は「無理やり出させる」「いつ、何時までに出すか確認を取る」「舐められない厳しい口調で接する」という感じで対応されていて、「言葉が丁寧すぎでダメ」と助言も貰うのですが、他人様に厳しい態度で接するのが嫌です。
なおかつ私はもともと受注側にいたので、発注者がそんな態度だったら間違いなく後回しにしていて、周りの同業他社もそうしていたのを知っているので、普通に対等の立場で依頼したいです。でも職場カラーといいますか、受注側に対して下に見ている社員が多く、それに染まるのが心苦しくて嫌です。本当はそれが発注側で「あるべき態度」なのかもしれないですが、今の私がこうして働いている原点の気持ちが「発注側から横柄な態度・無理な納期で依頼される理不尽な気持ちを無くしたい」だったので、やっぱり周りのやり方と調和できなくても、受注側に傍若無人な態度はとりたくないし、自分もまた発注側の横柄な態度を許したくないです。
でもこの辺は自分が一人前に仕事ができるようになって、周囲への発言権が高まらないとただの理想ですよね。もしかしたらこんな理想を抱いているのは自分しかいないかもしれないと思うと心が折れそうになるのですが、当時の発注側への怒りが動機に無ければこんな資格も取ってないし転職もしていないので、折れないで持ち続けていたい理想です。でもはっきり言ってこの態度で心が折れそうになるのは、社風が合ってないんだろうな。わかる。社風の合う会社に行きたいです。でも今の職種でもう少し経験を積まないと、今の自分に需要がないので、引き続き修行と思って頑張りたいです。
そうそう、今の職種・会社はやっぱり色々と嫌なんですが、選んだ動機も「経験を積んで修行ができる・金銭的に有利」の2点だけだったので、それが満たされている以上は良いと思います。自分の中で、どこまで出来れば修行完了だという目安はあるので、それができるようになるまではしがみつきたいところです。そう思うと、やっぱりここで「不安だ〜」とか寝ぼけたことを言ってられないな……ここに骨を埋めるわけではない、という気持ちさえあれば生きていけるような気がします。でも本当、社風は嫌だ、ゴリゴリの体育会系で怒鳴っている人もいるし、営業が強すぎる……色々な会社を経験してきましたが、営業が強すぎる職場にいる技術は結構つらいよなと思います。いや逆に、技術が強すぎる会社の営業も辛いんかもしれないですが……。
家で一人で過ごしていると、どうしてもこうメンタルが引きこもりマインドになっていってしまうので、たまにブログを書いて、社会性のあるときの自分も思い出さないとダメですね!あっいや分からん、すぐこう自分に否定形の言葉を使ってしまうのも改めないとと思っていたんだった。でもなあ、自分に「これじゃダメだよ」とか言わなかったら、一生ずっと引きこもっている気がしませんか?私だけか?絶対に絵を描いて歌を歌う以外に何もしなくなると思う。それでもいいのかな。いやでも絶対に寂しい。自分の努力で自分の周囲の人々が気持ちよく働いているっていう状況が一番欲しいなと思います。
結局、周囲の人々にとっての気持ち良い環境づくりが自分にとっての使命なんじゃないかと思ってしまう。それがこう、すり減らしすぎずに出来たらいいな。気持ち的なところは自分のさじ加減だけど、あとは仕事を簡単にこなせるスキル次第ですよね。なんやかんや職場ではスキルさえあれば無双できるところがあるので……もし誰も求めてなかったとしても、気持ちの良い環境を作りたいなと固執してしまいます。これは大学に入った動機のひとつでもあるから、今さら抜けられないんだよな。うーん自分自身に真面目すぎるのかもしれない。どこにゴールがあるのかもわからないけど、情熱を感じることって貴重だから、深く考えずに情熱の向くままに生きていたいなと思います。結局すべてがパッションに行きついてしまう火属性……!